東京2020パラリンピック米国選手団、事前キャンプ受け入れ

2021年8月に開催された東京2020パラリンピックに参加するアメリカの女子シッティングバレーボールチームの事前キャンプ地に、一宮市がホストタウンとして選ばれました。


宿泊先に選ばれた当館、APA HOTELには多くの選手を受け入れられる宿泊設備や、バス移動される選手団のために、大型バス2台にも対応できる駐車スペースがあります。

それに加え、ホテルには宴会場・レストランがあり、アメリカチームからのアスリートフードに対する数々のリクエストにもお応えできるだけの条件が整っていたことから、一宮市より指定を受けて、アメリカチームの受け入れが決定しました。


(「米国女子シッティングバレーボールが一宮市にやってくる」一宮市HPより)

https://m.youtube.com/watch?v=Jwaq8jJFpzQ&feature=youtu.be




トップアスリートのパフォーマンスを上げるメニューは、栄養士の讃井 友香(さぬい ゆか)さんと一緒に相談しながら作り上げていきました。彼女は日本とアメリカの両国で活躍される、最先端の栄養学を学んだ栄養士さんです。(パラリンピック後は渡米され、アメリカプロ野球チームの専属栄養士として現在は活躍されています。)

体に良いだけではなく、一宮市の地域色も盛り込んだメニューで、選手たちに楽しく召し上がって頂くことも大事にされる讃井さんの姿勢に共感し、可能な限りリクエストにお応えしようと食材探しに奔走しました。

アレルギー対応や、ビーガンメニュー対応、その他アメリカ選手団の嗜好なども伺い、どの食材なら使えるのか、どの調理法なら受け入れられるのか、など多岐にわたる検討を重ね、アメリカ選手団を受け入れる体制を整えていきました。


(その後、残念ながらアメリカチームより事前キャンプ辞退の連絡があり、急きょ見送られました。)


帯同されていた栄養士の讃井さんから、東京の選手村にアメリカ選手団が無事入られたとの報告があり、当館からは必勝祈願ということで、従業員一同心を込めて作った千羽鶴を選手村に届けました。





その後、アメリカチームは金メダル獲得という素晴らしい結果をおさめられました。



オンライン優勝報告会では、選手、監督、内閣官房、一宮市長、一宮聾学校、ホテルスタッフ一同で、ZOOMでの交流が行われました。


このたび、アメリカ選手団事前キャンプ地として当館が選ばれたことにより、トップアスリートのリクエストに応える食の提供に取り組んだことは、我々にとって大きな財産となりました。

アメリカチームとのご縁から始まり、この先も多くのアスリートの皆さまのご期待に添えるホテルであり続けたいと考えております。